まるで絹のような口溶け♡基本のシフォンケーキ/外し方のポイントも解説

レシピ

卵の味がダイレクトに伝わるシフォンケーキは、その絹の様な弾力のある食感から人気の高いスイーツの一つでもあります。

けれど、いざシフォンケーキを作ってみると底上げや腰折れに悩まされる事はありませんか?

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今回はそんなシフォンケーキの作り方と、失敗にくいコツから外し方まで分かりやすく解説してみました。

この記事はこんな方におすすめ
  • シフォンケーキ作りに挑戦したいけど、難しそうで躊躇している。
  • 卵白の適切な泡立て方が分からない。
  • シフォンケーキを焼いたら底上げした。
  • 型から外す時に、手外しで上手に外せない。

シフォンケーキ作りをする前に

1.型選びも重要

シフォン型には、アルミ型・紙型・シリコン型などがあります。

アルミ型は熱伝導がよく、焼き上がりはふっくら。

紙型は、使い捨てなので場所を取らない事と、型から外さずにそのままプレゼントができる事がメリットですが、焼き上がりが均一にならない可能性があります。

シリコン型は、アルミ型に比べて簡単に型から外せますが、熱伝導が悪く膨らみにくいです。

2.使用するボウルは水分や油分などの汚れが付着していないか、しっかりと確認する事

卵白をボウルに入れた時、余計な汚れが付着しているとしっかりとしたメレンゲを作る事ができません。

3.卵白は軽量してから使用するまで、冷蔵庫でしっかり冷やす事

卵白は温度が低いと泡立ちにくくなる性質を持ちますが、しっかりと泡立てる事できめの細かいピンとしたメレンゲを作る事ができます。

だから私は卵白は計量が済んだら、使用する直前までボウルごと冷蔵庫でしっかりと冷やします。

4.オーブンをあらかじめ予熱しておく

オーブンの庫内が設定温度に達していないと上手く膨らみません。

また、予熱完了のブザーがなってもオーブンによっては、設定温度に達していない場合がありますので、庫内温度計で温度を計る事が大事です。

レシピ/シフォンケーキ(17cmのアルミ型)

材料

Mサイズ4個
グラニュー糖(ベース生地用)30g
グラニュー糖(メレンゲ用)40g
サラダ油35g
薄力粉70g
牛乳40g

下準備

  • 卵白と卵黄を分け、卵白はボウルに入れて使う直前まで、冷蔵庫でよく冷やしておく。
  • 薄力粉は2~3回ふるっておく。
  • 牛乳は人肌程度に温めておく。
  • オーブンを170度に予熱しておく。

作り方

ベース生地を作る

ボウルに卵黄を割り入れ泡立て器でよくほぐしてから、グラニュー糖・油・人肌程度に温めた牛乳・薄力粉を順番に加え、その都度よく混ぜます。

白っぽくもったりとした生地になれば、ベース生地の完了です。

メレンゲ作り/卵白の適切な泡立て方の見極め

冷えた卵白にグラニュー糖を3回に分けて加えながら、ハンドミキサーの高速で泡立てる。

柔らかい角が立つメレンゲが出来れば、完成です。

最後に、ハンドミキサーの低速で1分まぜ、キメを整えます。

ベース生地とメレンゲを混ぜる

メレンゲの1/3の量をベース生地の入ったボウルに加え、ゴムベラでしっかりと混ぜる。(ここで混ぜるメレンゲは死んでしまっても構わないです)

残りのメレンゲを加え、ヘラを底から返す様に混ぜる。

ここでは混ぜ過ぎに注意します。

生地を型に流し込んで焼成する

生地をゴムベラを使って肩に流し込んだら、竹ぐしでぐるぐるとかき混ぜて大きな気泡を潰します

型を2~3回ほどトントンとならしてから、170度に予熱したオーブンで35分焼成します。

焼成が終わったら直ぐに型を逆さまに!

シフォンケーキの焼成が終わったら、直ぐに型を逆さまにしワインなどの瓶に刺して冷まします

シフォンケーキは水分を多く含むお菓子ですので、もちろん焼成後のシフォンケーキは蒸気を多く含んでいます。

逆さまにすることで中の蒸気を外に逃しやすくなり、また焼き縮みも防ぐ事ができます。

手外しは恐れずに

シフォンケーキが中まで完全に冷めたら外します。

外し方は、手外しとパレットナイフで外す方法と2種類ありますが、今回ご紹介するのは手外しでの外し方です。

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※焼成温度・時間は各家庭のオーブンにより異なりますので、何度も作って最適な焼成温度と時間を見付けてみて下さい。

手外しの方法

  • シフォン型に両手を当てながら一周し、ぎゅっと下に抑えつける。
  • 型をひっくり返して、底面を両手で抑えつけながら一気に押し外す。
  • 残った底面は、利き手でシフォンケーキを支えながらくるくると一周して、優しく剥がす。

まとめ

以上、シフォンケーキの作り方と、失敗しないコツでした。

シフォンケーキは、底上げや腰折れなどの失敗に悩まされるお菓子でもあります。

成功の決め手は、卵白を冷蔵庫でしっかり冷やすこと、柔らかい角が立つメレンゲを作ること、オーブンをしっかりと予熱し温度を上げておくことです。

どれも大事なポイントですので、コツをマスターして絹のようなシフォンケーキを作りましょう。

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