お誕生日やクリスマスなど、特別な日にこそ食べたいのが苺のショートケーキ。
ふわふわに焼き上がったスポンジの間に生クリームをサンドし、その上に苺を飾って作るケーキは王道中の王道。
シンプルで飽きの来ない味だからこそ、特別なシーンに食べたくなるそんなケーキです。
今回は苺のショートケーキのレシピをお届けします。
この記事はこんな方におすすめ
- スポンジの上手な焼き方が知りたい
- ナッぺの方法が知りたい
ケーキを作る前に……
スポンジ、共立て法で焼くか別立て法で焼くか
スポンジの焼き方として全卵を使用する共立て法と、卵白と卵黄に分けて作る別立て法の2種類が存在します。
共立てはジェノワーズとも呼ばれ、卵の気泡で生地を膨らませるのが特徴です。
別立てはビスキュイ生地とも呼ばれ、卵白の力で生地を膨らませるのが特徴です。
今回は共立て法で焼いてみました。
レシピ/苺のショートケーキ(18cmの丸型1台分)
材料(スポンジ)
薄力粉 | 90g |
上白糖 | 90g |
卵 | 150g |
無塩バター | 15g |
牛乳 | 小さじ2 |
バニラエッセンス | 少々 |
材料(シロップ)
水 | 50ml |
グラニュー糖 | 20g |
水とグラニュー糖を小鍋に入れ、沸々とするまで中火で火にかけ、冷ましておく。
材料(飾り)
苺 | 2パック |
生クリーム | 35と47をそれぞれ1パックずつ |
下準備
- 薄力粉はあらかじめ2~3回ふるっておく。
- 上白糖もふるっておく。
- バターは1cm角に切り、牛乳と一緒に人肌程度の温かさにして保温しておく。
- 型にオーブンシートを敷いておく。
- オーブンは170度に予熱しておく。
作り方
- ボウルに全卵を割り入れ、ふるった上白糖を入れ泡立て器でよく混ぜる。(砂糖を入れたらダマになりやすいので直ぐに混ぜる事)
- 深めのボウルに60度程度のお湯を張っておき、1を湯せんしながら泡立て器で人肌程度の温かさになるまで混ぜる。
- 2が人肌程度の温かさになったら湯せんから下ろし、バニラエッセンスを加えてから、ハンドミキサーの高速で泡立てる。(目安は泡立てた終わった後に、ハンドミキサーの羽で文字が書けて跡が残るくらい。)
- ハンドミキサーを低速にし、1分程泡立てキメを整える。
- ふるっておいた薄力粉を4に加え、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。
- 5のヘラに付いた生地を、あらかじめ湯せんして保温しておいたバターと牛乳を合わせたものに加えしっかりと混ぜる。(ここでは泡を潰してしまってもok)
- 6を5に流し入れ、ゴムベラで泡を潰さないように丁寧に混ぜる。
- 7をオーブンシートを敷いた型に流し入れ、2~3回高い所から落として空気を抜いた後、竹串で生地をぐるぐると混ぜる。
- 170度に予熱したオーブンで30~35分程焼成する。
- 焼成後は直ぐに型から外し、逆さまにしてケーキクーラーの上で粗熱を取る。
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※焼成温度・時間は各家庭のオーブンにより異なりますので、何度も作って最適な焼成温度と時間を見付けてみて下さい。
飾り付け
- .スポンジを半分にカットし、シロップを塗ったら固めにホイップした生クリームを塗り、4等分に切った苺を並べる。
- 1の上に生クリームを塗り平らにならしてからスポンジを重ねる。
- ナッぺをする
- 残った苺と生クリームで飾り付けして完成。
ナッぺの詳しいやり方
ケーキにクリームを塗る作業を、ナッペと呼びます。
※ナッペは回転台があれば、必ず回転台の上で行ってください。
※ボウルの中で生クリームをホイップする時は、緩めにホイップしておきサンドする部分だけ取り出して固めにホイップするとベター。
- ケーキの表面にサンドの時に残した生クリームを泡立て器で落とし、パレットナイフで全体に塗る(ここは下塗りなので綺麗に塗らなくて大丈夫です)
- 1の上に緩めのホイップを乗せて、全体に均一に伸ばしていく。
- パレットに生クリームを取り、側面を塗って行きます。(側面に生クリームが塗り終わったら、パレットを固定しながら回転台を一周回していくイメージです)
- 表面のはみ出した生クリームを、外側から内側に向かって払って行きます。
- ナッぺの完成
このレシピのポイント
まとめ
お誕生日やクリスマスにぜひ一度は作って欲しい苺のショートケーキのレシピを紹介致しました。
少し手間は掛かりますが、お家で作る苺のショートケーキは絶品ですよ!
ピック(飾り)やデコレーションを変えるだけで、違う雰囲気になるのが魅力です。
mai
ぜひぜひ様々なアレンジを楽しんで下さいね